リメンバー・マイ・オウン・オピニオン
京阪に乗ってると、祇園四条で修学旅行生みたいな中学生のグループが乗ってきてね、優先席に男子が座ったのね。修学旅行の班行動って男女のグループでしょう、女の子がひそひそやってて、なにかなって思ってたら男の子にそこ優先席だよって注意したのね。
帰ってネットニュースを見ると顔色変えておじさんおばさんが忙しくしてるわけね、ああ、忙しいなって思うよ、社会って。
男女同権って、この頃叫ばれてるよね。主に左巻きのそういう界隈の人たちによって。
殆どの男女問題って超難しいと思うんだけど、特に社会的な男女間の権利の差とか差別っていうのものはまた、一段と難しいよね。
日本の男女間格差が語られるところでは欧米諸国の法整備では…であるとか、日本の性教育が外国に比べ進んでいないっていう話がよく挙がるわけ。法的な観点から国内法整備状態を国際的な水準と比較することは理解は、できるよ。
ただ、その比較を現在の個別の国内のケースに当てはめて解釈することはおかしい所があるなぁって思う。まだ外国人と日本人の慣習、常識の違いがあるでしょ。絶対に軋轢が出てくるよ。
アメリカだと、プロムってあるでしょ。サンフランシスコからカルトレインに乗ってさ、昔連れて行ってもらったことがある。アレには大体学校のジョックどころがくるイメージだったけど、そんなこともないんだよね。意外と。肌真っ白なギークみたいな奴が、来てた。
あれ、基本的には男は女を誘って行くんだよね。昔のクラブみたいなもの。要するに、女の子のペアがいないと、(実態は入れたけど、基本は)男は入れない訳。
LGBTの人は大変だと思うよ。私、女なのに、女の子誘わないと行けないなんて・・・。
ところでプロムって、女性差別だと思う?
つまり、男性に誘われなかった女性は家や社会で、誘われなかったというレッテルを貼られて恥をかくからって。
これは、アメリカの習慣だ。そこには社会的な階層構造があり、それは男女に関係なく存在する。そこには差別が、存在するだろう。男性差別も女性差別も。しかしこれは、男性と同数の席を同じ階層に用意したところで、無くなるものじゃない。絶対に差別者と被差別者は出てくる、と思うんだよね。で、それで良いと思う。バランス。
日本では、マスコミが五月蝿いね。昼間ダラダラしてるのは専業主婦層が多いから、そうなるのかな、なんて思うのだけどヒステリックに女権拡大を叫んでいるのはテレビが筆頭な気がするよ。流行りのネットで騒がれていますよ、みたいにしてさ。
ネットではキラータイトルをつけてクリックからの広告PV稼ぎというビジネスモデルのネットメディアが多いことから僕らの目にする情報媒体では多くの誇大タイトルが氾濫している。誇大というのは、良いことを強調することもあるし、悪いことを大げさに書くこともある。また後一つ、僕が問題だと思うのは、言葉の抜き取りである。
記事で比較的ながくに渡って語られている話題があった際に、その途中の一文だけを切り取ってタイトルにしてしまうもの。筆者の意図する伝えたい事のニュアンスとが180度変わってしまうこともあると思う。
それらによって再変された”筆者の主張”というのは大体インパクトのある文体に仕上げられる。それが一人歩きし、社会はそれを無視はできない。
面白いのは、私たちのインターネットネイティブ世代は敏感にそれらの再変されたタイトルを見分けることができることが多いということだと思う。だから、ああこれ、誇張しすぎだろう。ってのもたまに見つける訳ね。怖いのは、おっさんおばさんがこの文章を飲み込んだときなんじゃないかなぁって近頃は思う。まじで。草食系男子とか、いい例。
先月、今月と杉田水脈、吊るし上げられてるけどさ(笑い)根本的に間違ったことは、言ってないよ。”子供を作ることにおいて”同性愛者に生産性がないことは、明らかだろう。ま、比例当選したことを鑑みたり公務員としての発言としてインパクトはあったろうが。