平成31年4月30日

間も無くすると平成が終わって、新元号の令和になるね。令和とはいい響きだ。平成が終わるとなるとね、少し寂しい感じがするね。何しろ僕は平成生まれだったし、全ての人生がこれまで平成に起きたことで、そんな自分にとって長く過ごしてきた時代が一つ終わると言われると懐かしんでみたり、してしまいそう。僕が過ごした平成は約20年間。平成10年梅雨から平成31年春。ひとしきり振り返ってみたあと、印象的なのは大体運動会のプログラムの表紙に書いてあった「平成24年」とかの表記や卒業文集や作文の最後に書く日付のところの平成何年って書いたことくらいで、いよいろ終わろうとしてる今だから強く意識しているものの、普段あまり意識するようなものでは無かったかもしれない。しかし静かに側にあったもの感がしてくる、不思議ね。今回改元に際して和暦を廃止せよだの意見があったけれども僕は和暦、上手く使っていくべきだと思う。これもまた一つの時代の節目を見出す助けになるはずだから。平成に死んだ人はそのまま僕からしたら平成を生き続けてるし、令和に生まれた子供は、平成時代なんて想像もつかないだろう。僕らが昭和時代の想像がつかないように。

時代というものは断続的に続いているものであるのにも関わらず、その時代、時代のイメージというものははっきりと分かれていて、想像に易いように思う。昭和なら例えば戦争と高度経済成長でしょ、僕の平成に対するイメージは何だろう、それも一言にまとめようとすると、纏まってしまうのだろうか。