シンク・ディファレント

東京→京都 法学部生 毎日の環境学。

コルカタ4日目に、思うこと。

今日は、とても天気が良かった。気温は30℃くらい。これは、結構暑いのだ。一日中歩いていると、太陽は…さして近いわけでもないがなんかこう、炙られてる感じよね。

昨日はとても良い宿に泊まった。またドミトリーであったが、AC付きだし水回りが綺麗で僕としては助かった。相変わらずファンは物凄くうるさいが、そんなことはどうでも良かった。そんなわけで、今日もここに連泊することにした。

 

四年前の夏に、こんなことを書いていた。

 どうしても他の国に来ると自国若しくは長く自分が滞在していた国と国をくらべてしまうものですがここで最初に思ったのは何もかもが汚いということです。ぼくは特別潔癖性ではないし強迫性障害でもないですが、それでもすごい汚いと感じ、どこでもドアで夜だけ日本で寝たいくらいです。 Think different - #1 from US

thinkdifferent.hatenadiary.com

 

この感覚を、僕は忘れかけている。インドっていうのは不思議な国だ。僕が常々思ってることなんだけど、日本ほど室内と屋外を分けて考えている国って、ないんじゃないかな。部屋の中と、外。建物の中と、外。レストランの中と、外。

「日本の建物に外との隔たりがあるって?古民家なんかそんなことないじゃん」

確かに。現代建築においてね。

僕の中では、部屋に入るときはきっちりと綺麗な状態でとか、ベットの上には体を洗ってからだとか、ソファーに土足で上がらないとか、なんかそんなことを昔から大事にしてきたのね。 だから、ベットルームが汚いのが無理だったし、四年前のは、そんなところに一生住めないよ!っていう意味の発言だろうね。

 

インドではさ、外と中の区切りがない。もちろん土足だし窓も開いてて、外の匂いがする。湿気がすごいし、ベトベトする。シャワー浴びても浴びても、ベトベトする。だから、諦めた。クリーンな状態の体を持って、寝ることを僕は諦めた。

諦めてみると、道に寝転んでいる人間が見えてきた。彼らは、ダンボールを引いているだけマシな方で、糞尿や泥の中、ハエがいくらとまろうといつまでも、昼間になっても、寝てる。寝る前にシャワーは浴びないだろうし、朝起きて、そのまま道端の水が出るところがあるんだけどそこで頭をゴシゴシやってる。

それはものすごく、素晴らしいことだ。

ま、体を綺麗に保つということは同時に身を繕うということでもあり、それは素晴らしいことだが、人間臭く、もっといえば動物くさく朝も夜も路上で過ごしてる彼らは素晴らしかった。

普段僕らが恥だ、と言って切り離している、つまり見えないように隠している部分をここでは見せられるのだ。

彼らは人間を信用しているし見限っているようにも見える。自らの肉体、自らの感覚を信じてるし、見限ってるように、見えるんだよなぁ。

このなんて言うんだろう、自分という肉体への見限りとでも言うかな。これが僕にはどの世界で住むものよりも潔く、恥でないように見えてくるんだよなぁ。

自分の肉体の見限りって言うのはさ、難しいね。まず、自分の肉体が意識の入れ物だって考えが僕には、なかったから。自分っていうのはさ、頭の先から爪先までのものであって、別に脳みそだけが僕じゃない訳。